Mp3DirectCuを100倍効果的に使う方法
手動でファイルを結合[単独ファイル]
無音区間で検出し分割ができても、全て正しくできない場合があります。 間違っている部分は手動で直していきましょう。
こちらでは「新TOEICTEST 英単語 出るとこだけ!」を例にして、「無音区間の検出後の結合方法」をご説明いたします。
手順1
(無音区間検出後のつづきです。まだな場合はこちらをご覧ください。)
イメージ のように、無音区間の検出を行いました。
結果は、「見つかった数:15」になっています。 ということは、分割ファイル数は「16」です(見つかった数より1つ足す)。
正しいファイル数は15なので、1つ余計に分割されていることになります。
それがどの部分かを調べていきます。
無音区間の検出ウィンドウの【閉じる】を押してください。
手順2
長さがどれもおおよそ同じなので、短く区切られた箇所をざっと探します。
イメージ のように波形が表示され再生すると、右から左へ動きます。
手順3
短い部分まで(編集範囲内移動)で動きます。
イメージ
(再生位置)を不要な分割部分にあわせます。
必ず(編集範囲内移動)で移動して位置を決めてください。 スクロールボタンやマウスで設定してしまうと、正しい位置が得られない場合があります。
イメージ
手順4
次に(編集)を押します。
これで分割位置がクリアになり、前後のファイルが結合されました。
イメージ
手順5
前後のファイルが結合されたら、明るい色に変わりますのでそうなれば成功です。

結合されていなければ、再度ためしてみてください。 移動は必ず(編集範囲内移動)で行ってください。
イメージ
元の分割位置が青いラインで表示されています。 これは選択した位置がまだ記憶されているためです。

選択解除するためには、メニューから「選択」⇒「選択の取り消し」を押します(もしくは「 Ctrl 」+「 R 」でもOK)。
⇒元の分割位置の色が消えました。
イメージ
手動でファイルを結合
[複数の音声ファイル]
手順1
まず、結合したいファイルの数だけmp3DirectCutを起動します。
mp3DirectCutのアイコンをその数だけクリックしてください。 この例では3つ開きます(mp3DirectCutはいくつでも重複して開くことができます)。
イメージ
それぞれのウィンドウに、結合したいファイルを開けます。
(ドラッグ&ドロップでもOK)
イメージ
手順2
この例では、 結合したいファイル2つをコピーし、それぞれ[3]にペーストしていきましょう。

まず、結合したいファイル[1]をコピーします。
【ファイル全てをコピーする場合】
ctrl + a(全範囲選択)を押してから、
⇒ctrl + c(範囲をコピー)を押ししてください。
イメージ

上記がやりにくい場合は、メニューバー「編集⇒全て選択」を押し、「編集⇒Copy」でも全範囲をコピーできます。


【一部分だけをコピーする場合】
お望みの箇所をマウスで波形グラフ をドラッグして範囲選択をし、ctrl + c (範囲をコピー)してください。

イメージ のように結合したいファイル[1]の選択した部分の色が変わります。
変わらない場合は始めからやり直してください。
手順3
コピーしたものをペーストする前に、どこにペーストするか、まず現在位置を決めます。

【ファイルの一番最後にペーストする場合】
イメージの[1]ボタンで最後に位置を決めます。
【ファイルの一番初めにペーストする場合】
ファイルを開いた時点で、一番初めに位置されているのでそのままで大丈夫です。
位置を変えた場合は[2]ボタンで一番初めに位置を決めます。

これで現在位置が決まりました。
イメージ
手順4
いよいよコピーしたものを、指定した位置にペーストします。
簡単にペーストする場合は、ctrl + v (範囲をペースト)してください。

上記がやりにくい場合は、メニューバー「編集⇒Paste」
でもペーストできます。

ペーストが成功した場合、イメージのようにペースト範囲の色が変わります。

色が変わらない場合は【手順2】~【手順4】を繰り返してください。
イメージ
手順5
続いて、「結合したいファイル[2]」をコピーします。
【手順4】を参照。
「結合したいファイル[3]」ををクリックしアクティブにします。
イメージ
手順6
あとは、コピーした[2]を[3]にペーストするだけですが、その前に準備が必要です。
「結合したいファイル[3]」が範囲選択されたままなので、それを解除します。
ctrl + r (選択部の取り消し)してください。
上記がやりにくい場合は メニューバー「編集⇒選択部の取り消し」
でも解除できます。

解除が成功した場合、イメージ のようにペースト範囲の色が元に戻ります。色が戻らない場合はやり直してください。
現在位置を決めます。
このままペーストすると、音声[3]と[1]の間に[2]がペーストされます。 他の位置に設定したい場合は【手順3】を参照の上、位置を決めてください。
コピーした「結合したいファイル[2]」をペーストします。 結合したいファイルが3つ以上ある場合は、【手順5】~【手順6】を繰り返してください。

mp3DirectCutでは、ペーストするとその部分が自動で範囲選択されます。
範囲選択を解除しないと、上書きでペーストされます。
手順7
結合したいファイルを保存します。メニューバー「ファイル⇒全て保存」
イメージのように、オーディオファイル作成ウィンドウが出ますので、ファイル名を決めて保存してください。
イメージ
これで3つのファイルが1つのファイルに結合できました。

結合したいファイルが3つ以上ある場合は、 【手順5】~【手順6】を繰り返してください。
次は、「手動でファイルを分割する方法」
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